11/7で知床横断道路も閉鎖になり、羅臼湖はシーズンオフに入っています。
さて、前回のブログで少し触れましたが、羅臼湖の登山道は今後ルートの一部が変更になります。
時期は早ければ来年秋、遅くても再来年からは新ルートになる予定です。
現在のルートからの変更点・
入口が変わります。現在の入口より800mほど知床峠寄り、GWなど残雪期に利用している場所に変更になります。
新しい入口にはバスの停車帯とバス停ができる予定ですが、
駐車場ではありませんのでマイカーは駐車禁止です。
入口までのアクセスは今までと同様に、知床峠からの徒歩(約30分)、バス、ハイヤー利用となります。
・入口の変更に伴い、
一の沼がルートから外れます。
新しい入口から直接二の沼へ出ます。
・
三の沼周辺の木道が撤去されます。
植生保護のため、三の沼周辺にあった木道(展望台への枝道含)がなくなります。
したがって、三の沼のすぐ脇を歩くことができなくなります。
ただ展望台は現在の場所に残し、二の沼から三の沼展望台へ新ルートで直接アクセスします。
三の沼展望台から見られる逆さ羅臼岳は今までどおり望むことができます。
・涸れ沢〜五の沼までは多少木道の位置が変わりますが、大きな変更はありません
・五の沼から羅臼湖へのルートが一部変わります。
現ルートより羅臼湖に向って左に新しい道ができます。
羅臼湖湿原の直線木道が撤去されます。最終展望台の場所は変わりません。
新ルート変更の大きな理由・現入口が道路のカーブ近くにあり、駐停車が事故を招く恐れがある。
・木道の荒廃がひどく、長期的な視野で維持管理のしやすい設計にする。
・三の沼や羅臼湖など、貴重な湿原植生を保護する。
新ルート決定にあたっては環境省、林野庁、北海道、羅臼町、開発局、観光協会、ガイド協議会などが2年前から協議して、最近になって大筋で合意しました。僕も検討会メンバーの一員として、新ルートの現地踏査や会議で意見を述べさせていただきました。
新しいルートは今までより制約を受ける部分もありますが、新たな景観も期待でき楽しみです。
難易度的には今までと変わらないです。長靴着用が基本となることも変わらないでしょう。全体の歩行距離は多少短くなると思います。
実際にルートが完成して、歩いてみなければ分からないこともありますが、地元ガイドとして、いち早く新ルートの魅力を伝えられように頑張ります。
この一の沼の風景は来年で見納めになりそうです。