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羅臼湖の利用のあり方に関する意見交換会

本日、環境省主催の「羅臼湖の利用のあり方に関する意見交換会」が羅臼町で開かれ、町民や関係期間が20人ほど出席して意見交換がなされました。

現状の問題点や、今後の利用のあり方について、様々な意見が出ました。

現状の問題点として、
・アクセスの不便さ
・峠から入り口まで歩くことの危険性
・路上駐車
・登山道(木道部分)の荒廃
・ぬかるみの多い登山道を避けて歩くことによる周辺の植生破壊
・トイレがない

対応策として、駐車場ではなく停車帯の設置を望む声も挙がりましたが、その部分に違法駐車が出ることへの対策が難しいため、環境省も設置に踏み切れないようです。

そもそも環境省としての「適正な利用」の骨格はあるものの、具体的な対応策をとってこなかったため、それに対する町民の不満が噴出した会議でした。

僕の意見としては、環境省の「質の高いトレッキングを提供するフィールドである」という考え方には賛成ですが、そろそろ「罰則が付いた利用のルール」を決めて、具体的な対策を実行するべきと考えます。
今までの利用の心得は単なる「お願い」で法的根拠はなく、守らない人たちも少なからずいました。
エコツーリズムとかエコツアーに関係なく、全ての羅臼湖利用者が守るべきルールが必要です。

僕の個人的な意見として
・駐車場は作らない
・路上駐車をなくすための法整備
・停車帯をつくるのであれば、入り口にトイレ付仮設管理小屋を設置する
管理人は違法駐車の見張り、入山者へのレクチャー、長靴の貸し出し、ヒグマ出没などの登山道情報の提供などを行う
・登山道にある木道は危険のないよう最低限の整備をする。それが周辺の自然環境保全に繋がる。
・路線バスの便数を現在の4本から6本に増やし、羅臼湖へのアクセスを自家用車に頼らないようにする。

羅臼湖は気象が厳しい高山帯にあり、道内でも有数の景観を誇る貴重な山岳湿原です。
静寂で原始的な自然が味わえる場所、それにふさわしい装備と心構えをもって行く場所と考えます。

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2009-12-21 23:12 : 調査・整備 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :
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Author:知床倶楽部ガイド
知床羅臼町で登山・トレッキングガイドをしています

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